世界中に感染が拡大している「新型コロナウイルス(COVID-19)」ですが、最近では感染力が強いとされる変異株が感染の中心となっている印象です。
実はコンピューターウイルスの世界にも「亜種」と呼ばれる変異株は存在するのです。これは、世の中に出回っているコンピューターウイルスプログラムの一部を改良し、ウイルス対策ソフトなどで検知できない状態にて、感染活動を行い世界中に広がっていきます。
2019年6月に世界中に感染が拡大した「Emotet」ですが、一度感染は終息しましたが、2020年夏頃からEmotet亜種の感染が目立つようになりかなりの数の感染報告がされていたようですが、2021年3月には再び終息しております。
ウイルス対策ソフトによって、検知や駆除の対策を行い、それをすり抜ける新種のウイルスや亜種が感染活動を行い、さらにそれを検知し駆除を出来るように対策する。このイタチごっこを繰り返す事により、我々のセキュリティーは保たれております。
コンピューターウイルスへの対策としては、各コンピューター端末のウイルス対策製品を常に最新の状態に保つ事が感染対策としては一番大切です。
また、人間の世界でのウイルス対策は「手洗い、うがい、マスクの着用」がとても大切です。