あなたのサイトは準備できていますか?
チェックしてみましょう。
2019年はホームページ運用に関わる重大なニュースが2つあります。
- スマホ等、モバイル環境が検索エンジンの評価の主体になること。
- 今後「Google Chrome」において「http://」で始まるすべてのウェブサイトに、セキュリティに問題があるという意味で警告が出るようになります。
まずは、このページの2つの項目についてチェックしてみてください。
あなたのサイトはどう見えた?
右の画像の様にレイアウトや文字サイズが合っているという方はとりあえず安心です。これは、スマホでもPCでも、どのような環境でも、同じ内容のページを見せることができる「レスポンシブサイト」と呼ばれるモバイル応の一つです。しかし、左の画像のようにぎゅっと詰まって見えた場合は、PCサイトを無理やり見せてるだけで「モバイル対応」という点に対応できていません。
この場合何が問題なのか
まず第一に、「ユーザの利便性の低下」の問題です。文字をちゃんと読むにはいちいち拡大せねばならないうえに、他のページに飛びたいと思ってボタンを押そうとしても、ボタンまで縮小されてしまって押しづらいため、移動したいページにすぐに移動できなかったりします。そうすると、ユーザは読み続けようとせずに離れて行ってしまいます。これが2つ目の問題「集客力の低下」です。
どんな良い内容でも見てもらえない
面白い、興味深い、ためになる、役に立つ……こういったものを「情報価値」と言いますが、苦労して作った情報価値が高いサイトも、これではそもそも見る気になれません。「情報価値」以前の問題で、 使いづらく、アクセスしづらいのです。
モバイル未対応サイト VS モバイル対応済みサイト
モバイル未対応サイト
- PCでしか正常に観覧できず、スマホ端末で見れても表示が崩れて内容が把握しづらくなる。
- スマホ端末の検索順位を優先するため、来訪者数に影響がでる。
- ユーザーの観覧の自由度が減る。
モバイル対応済みサイト
- どんな端末でも快適にわかりやすく観覧することが可能。
- 検索順位にも影響しやすいため、来訪者数UPも期待。
- どの端末でも内容、構成は一緒なため、ユーザーに理解しやすい。
今のインターネットアクセスの70%はモバイルから
少し前まではWEBサイトと言えばPCで見るものでした。しかし現在はスマホやタブレットなど、いわゆる「モバイル」で見ることが多くなりました。そのため、Googleでは検索の中心をPC主体からモバイル主体に変化させました。モバイル主体、つまり「モバイルファースト」です。
Googleは2018年3月27日にモバイルファーストインデックス(MFI)を導入
2018年3月27日にPCサイトではなくモバイルサイトをページ評価の基準とする「モバイルファーストインデックス」が始まりました。今後、検索順位決定のの一要因としての判断材料となりますが、Googleは極力影響が少なくなるように配慮をしていますし、モバイル対応の有無だけが検索順位を決める要因ではないのですが、将来的に間違いなく検索順位に影響が出ます。検索順位も気になるところではありますが、それ以前に、せっかく来てくれたユーザに不便な思いをさせたり、結果、お客が離れてしまったりという、事にならないように「モバイル対応」を進めることは急務と言えます。
あなたのサイトはどう見えた?
右の画像の様に「HTTPS」となっていればSSLを利用した暗号化通信が行われていますので、通信内容の盗み見をされることもなくまずは 安全と言えます。しかし、「HTTP」であった場合、暗号化通信が行われていないため、安全ではありません。
この場合何が問題なのか
SSLを利用した暗号化通信が行われていないと、通信内容を第三者から盗み見されたり、ウェブサイトから入力する個人情報やクレジットカード情報などを盗まれる可能性があります。また、「フィッシングサイト」による詐欺被害が後を絶たず、 便利なウェブサービスが当たり前のように存在している現在、個人情報保護に対する意識も高く、SSL導入は世界的に必須事項となっております。SSL導入により、ユーザに安心してウェブサイトを利用してもらうことで、リスク回避のみならず、機会損失を回避することが可能になります。
SSLとは?
SSL(Secure Sockets Layer)インターネット上で通信を暗号化し、第三者による通信内容の盗み見や改ざんを防ぐ技術。SSLを導入すると、ウェブサイトから入力する個人情報やクレジットカード情報などの大切なデータを安全にやりとりできます。
2018年7月から「Chrome」ではHTTPサイトに警告表示が出ます
ここ近年の状況として、通信の内容を暗号化することで安全なインターネット通信を実現するHTTPSへの対応が全世界的に進められています。 その流れのとおり、2018年7月から「Chrome」では安全ではないサイトに警告表示が出ます。
いまどき「http」では信頼が損なわれます
暗号化通信が行われないことによる問題点は先に挙げたとおりですが、それ以上に通信の安全性が確保できていない状態で、お客様のお問い合わせを受けたり、 個人情報のやり取りをする、そのうえブラウザには「保護されていない」という警告表示。この状態では貴社の信頼を大きく損ねる可能性があります。 この問題を改善する事により、ユーザが安心して自社のサイトを利用できるようになれば、それによって問い合わせ、購入につなげる一助となると言えます。