私は長年の慢性胃炎持ちでして、今まで見て見ぬふりをしていたんですが、ついに病院から「治療しろ」と言われちゃいました。皆様、健やかにお過ごしでしょうか。こんにちわ。
しかしまあ、仕方なくピロリ菌の除菌をしたんですが、それ以降いまいち体の具合がよろしくないです。なんか違うものも殺菌されてないかしら。
さて、今回はSNSアプリ「BeReal.」についてのお話を少々。
「リアルな日常を友達と。」との触れ込みで配布されているこのアプリは毎日1回、ランダムな時間に通知が届き、「写真を撮って投稿しよう!」と促されます。ユーザはこれに応じて、撮影するんですが、その際、内カメラと外カメラ同時に撮影するらしく、その瞬間の自分と周囲の状況をシェアします。加工やフィルターは一切なし、まさにリアルそのもの。
このアプリは、自分が写真を投稿しない限り友達の投稿を見ることができないことです。ユーザはアプリに促されたら写真を撮るほかありません。1日1回ランダムに通知が来るため、忙しい時間や不適切なタイミングで通知が来ることがあり、急いで写真を撮ることがストレスになることも。また、リアルな姿をシェアするというコンセプトは魅力的ですが、プライバシーの問題とかどう考えてるんだろうか。自宅や職場、学校にいても撮影する必要があるってのはどうなのか。何が良くてそんなことをするのか?
投稿された写真は24時間後に自動的に消えるから平気とかは自分にはとてもそうは考えられないねえ。
「一度インターネットに公開された情報は完全に消えることはない」ってのは肝に銘じておくことだと思うけど。
自然体で楽しめるってことでSNS疲れを解消できるという話もありますが、実際には新たなストレスを生む可能性のほうが大きい気がします。リアルな日常をシェアするというプレッシャーや、他人の投稿を見たいがために無理やり写真を撮るといった行動はなんか本末転倒な気がするんですけどね。だってこれ、「投稿時間が決められないインスタ」みたいなもんじゃないかい。
うちの子供らもインストールしているようでして、親としても複雑な持ちであります。授業中でもパシャパシャ撮影してる学友がいる様でマネして欲しくはないなと。みんな、そんなに不安なのかねえ。人と繋がっていないと。