はじめに
先日、弊社では25周年を迎え、その時のお祝いにAmazonギフト券を景品にいただきましたので、
せっかくなら憧れのスマートホーム化をしようと思い至りました。ブログ記事にもなりそうですしね。
そして、Amazon Alexa「Echo dot」を購入しました。今回はそんなレビューとなります。
アレクサをまだ持っていない方、ぜひゲットしてください。おすすめです。
「Echo dot(エコードット)」とは
Amazonが開発したAI音声認識サービス「Alexa(アレクサ)」を搭載したデバイスの1つです。「アレクサ」と話しかけるだけで、天気を聞けたり、検索したり、ゲームをしたり、音楽を流したり、家電と連携したりすることもできます。加えて、Amazon Skillというアレクサに便利な機能を覚えさせることができます。
Amazon Skill一例
・helloGPT:chatGPTを利用した情報収集
・Spotyfy:様々なシーンの音楽鑑賞
・今日のゴミ出し:何のゴミの日か
・その他、しりとりや旗げゲームなど
制御できる機器は多種多様
当初はアレクサだけでエアコンやテレビが操作できると思っていましたが、アレクサと相互通信できるスマートホームデバイスのみ制御できるようで、我が家の家電たちは非対応でした。そこで、「NatureRemo」というスマートリモコンを追加で購入しました。これは赤外線リモコンの信号を登録することで、遠隔で家電を操作することができるようになります。
現在の我が家
色々と設定が煩雑でしたが、徐々にスマートホーム化していく様は面白く、遊び感覚で設定できています。現在では、AlexaからNarureRemo経由で、テレビやエアコン、照明を操作できるようになりました。操作方法も様々で、「Alexa、ただいま」で電気やテレビを付けるオートメーションができたり、位置情報や時間設定をトリガーに電源のON/OFFができたりと非常に便利になりました。
しかし、そんな中で1つ問題があることに気づきました。
「Alexa、おやすみ」と言うとすべての家電が電源OFFになるのですが、なぜかTVだけは電源起動してしまいます。どうやらTVリモコンには電源ボタンが1つしかなく、電源ON/OFFの状態に関わらず電源ボタンを押下するためでした。
すごく不便です。。アレクサに求める水準が上がってしまったのでしょう。
色々と調べたのですが、やはり有効な方法は今のところ見つかっておらず、監視プラグを付けて電気量からON/OFFを認識するというような記事もありましたが、技術的、コスト的にお手上げでした。
改善案として
当初は我慢しながら、「Alexa、おやすみ」「Alexa、おやすみ」と2回いうことでTV電源をOFFにしていましたが、最近、有効なアプローチ方法を発見しましたので報告します。
条件:TVリモコンにYoutubeやNetflixなどのボタンがあるandroidTV(今回はシャープ製)
目標:「Alexa、おやすみ」をトリガーにして、TV電源を必ずOFFにしたい
課題:TV電源ON/OFFのボタンが1つであること。電源ON/OFFの状態を認識できていないこと。
対応:TV電源ON/OFFのボタンが1つであることに対してアプローチ
NatureRemoのシーン登録で以下を設定します。
・登録名-TVを消す(※任意です)
・コントロール設定-テレビ(Youtubeボタン)→テレビ(電源ボタン)
・間隔-短い(3秒間隔)
結果:成功
Youtubeボタンで電源ON状態をそろえることで、TV電源をOFFにできました。
電源ON/OFF→Youtube起動→電源OFF
後はAlexaアプリで定型アクションに追加すれば、「Alexa、おやすみ」をトリガーにしてTV電源をOFFにできます。
最初は記事にすることを考えるほど簡単な内容でしたが、意外と盲点だったと友人に喜んでもらえたので記事にさせていただきました。
これを応用することでテレビを必ず付けることも可能になりそうですね。
今考え付きましたが、AmazonFireTVでAndroidTV化している方も可能かもしれません。
(FireTV(PrimeVideoボタン)でテレビ起動→テレビ(電源ボタン))
メーカーによって動作しない可能性もありますが、みなさんが成功することを祈っています。
さいごに
現状ですごく満足していますが、今後の展望をご紹介します。
どうやら指botなどのswitchbot社製品は、スマートリモコンも専用の”ハブ”を購入しないといけないようです。
よって、以下の一部導入にはハブを交換する必要がありそうです。
・スマートロック:家の鍵の開閉
・キーパッド:スマートロックと連携し、指紋認証・NFCタグでの開錠
・指bot:デスクトップPCの電源ON(Wol非対応PC)
・カーテンbot:カーテンの開閉(ソーラーパネル付)
・スマートLED:照明の点灯と消灯
・人感センサー:人感をトリガーに可能
・EchoShow:モニター付きのEchoデバイスをキッチンに。
・小型カメラ:冷蔵庫内の食べ物を把握
・・・すべて購入すると、とにかく高いですね。
これでは生活が豊かになるどころか、貧しくなってしまいそうですが、、きっと便利になって近未来SF作品のような世界観に近づけるのでしょう。
計画的に徐々に増やしていきたいなと思います。
あと不安が残るとすれば、無い生活に戻った時に、すべての電源を消し忘れて、鍵も開けっ放しになりそうで怖いですね。
便利は良いことですが、依存してしまわぬように努めていきたいものです。