WEB制作 良くある質問箱

WEB制作 良くある質問箱

WEB制作 良くある質問箱

いやあ、お暑いですね。この前、買い物に行った真昼間のショッピングモールの駐車場で車外気温計ったら「47℃」とか出てまして、アスファルトの無慈悲さを感じました。こんにちわ。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」とも申しますが、その言葉って信長に寺ごと焼かれたお坊様の最後の言葉なんですよね。大変参考になります。大丈夫、火より冷たいこの気温では死なない。うそ。死ぬ。たすけて。

さて、今回は「WEB制作 良くある質問箱」です。私もWEBデザイナーの経験は長いもので、制作時にいろいろな質問をいただくことが多いです。そんな中で、特定なお客さんからの質問とかではなく、普遍的な、本当によく聞かれる質問について書いていきます。

フルスクリーン動画、本当に必要?

「インパクトを与えたいからトップページにフルスクリーン動画を入れたい」という考えをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実際のところ、それを望むお客様多いですし、弊社のデザインとしてもそれを提案する事は多いです。
しかし、「動画にしたからインパクトがある」と、考えるのは早計です。

なにせ、どこでもやってることなので何かが動いてるってだけではインパクトは全く出せません。
もし動画をTOPに掲載するとして大事な要素は「どんな動画か」です。要は内容ですね。
ただ、TOPの動画は何かサービス・商品詳細を伝えるためというよりも装飾という意味合いが大変強いのでわりと綺麗目の動画を張って、キャッチコピーの方で頑張る。みたいな感じで進めることが多いです。

スライドショーは時代遅れ?

昔は流行していた、そして今でも割と要望の多いトップページのスライドショー。自動で画像が切り替わる演出は華やかですが、実は、その有効性は大変疑問視されています。なぜなら、スライドショーを全部見るユーザは極めて少なく、そしてじっくり見るユーザは「スライドショーで使われた画像の枚数」に興味が移ってしまいます(この画像、次はこの画像、ああ、この画像で終わりか……)

そしてやりがちなのが、スライドショーの画像内にサービス概要などのテキスト情報を入れてしまう事です。もう情報伝える気あるのかってほど最悪の手段だと個人的には思ってます。本当に伝えたい情報を効果的に見せるためには、静止画を適切な場所に配置し、分かりやすい構成にする方がおすすめです。

Webデザインの最新トレンドを追いかける?

Webデザイン、デザイン思想に関しては、現在もいろいろと考案されていますが、しかし、トレンドを追いかけるだけでは、自社のブランドイメージに合わないデザインになってしまうこともあります。

「最新トレンドを」って追うのは私も考えないことはないんですが、例えば前回紹介した「BENTO UI」みたいな優れているけどクセが強いものをトレンドだからとそのまま採用してしまうと、割と痛い目にあいます。大切なのは、自社のサービスや製品の魅力を最大限に引き出すデザインを選ぶことです。デザインはあくまで手段ですので、手段と目的を間違えないようにしたいところです。

ユーザビリティとユーザエクスペリエンスってなに?

ユーザビリティとは、簡単に言うと「使いやすさ」のことです。ユーザーが迷わず、ストレスなく目的の情報を手に入れられるように設計することが重要であるとまああちこちでも書かれてますし、私も繰り返し機会があればお伝えしている感じですが、昨今ではユーザビリティと「ユーザエクスペリエンス(ユーザ体験。通称UX)」がセットで語られることが多いです。

この場合の「体験」とは乱暴な例えですが、サイトにアクセスする→見たい情報が見つからない→イライラするという流れがあったとして「イライラする」がユーザ体験です。ある行動を行ったときのユーザの感情にフォーカスされた言葉ですね。

いきなり良くないUXの例を挙げたのはですね、良いUXは空気みたいなもなので「印象に残らない」からなんです。例えば、メニューの配置や文字の大きさ、ボタンのデザインなど、細かな部分にも気を配り、良い感じに仕上げても「優れたUXだ」ってならないのが悲しいところです。(デザイン分析とかしたりするとその造りのきめ細かさを意識できるんですけどね)

 

Webデザインって、効果あるの?

Webデザインは、企業の顔とも言えるものです。むしろその地位まで時間をかけて高まったって感じです。ただ、自社のサイトを持っていない企業がほぼ皆無という状況にもなっておりますので、存在してるだけではもはや意味がなくて、広報上、どの様な立ち位置のものかという事を強く意識する必要があります。SNSでも紙の広告でも、むしろどのような広告手段を用いるとしても広告のハブ的存在として機能させるものになりつつあります。

ユーザーの第一印象を良くするとか、企業への信頼感につなげるとか、ユーザーがスムーズにサービス/商品を見つけられるようにとか、そんな話はもう語る必要のない大前提だと思ってますのでそれを踏まえたうえでの広告戦略を立てる必要があります。しかし、効果が出るまでには時間がかかることを覚えておきましょう。Webサイトを公開したら終わりではなく、定期的に見直し、改善していくことが大切です。

 

まとめ

Webデザインは、専門的な知識がないと難しいと思われがちですが、知識や技術っていうのはまあどうにかなります。できる業者に任せれば良いですから。
大事なのは「考え方」です。なによりもこれを最初の段階でしっかり練ることが良いWebサイトの第一条件かと思います。

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