今後のCSゲーム業界はどうなるんだろう

今後のCSゲーム業界はどうなるんだろう

現在CS(コンシューマ、家庭用ゲームのこと)にはPlayStation、任天堂、Xboxの三勢力が存在しています。
今回は今後の勢力図に大きく影響が出そうな話題を2つ取り上げたいと思います。

任天堂の新ハードについての話

それぞれの最新機種は
PlayStation5 2020年11月12日
Nintendo Switch 2017年3月3日
Xbox Series X/S 2020年11月10日
となっており、大体5年から8年周期で新機種が発売されています。

現在も任天堂が新ハードを今期中に発表すると予告していますが、
発売には色々と課題がある状況となっています。

転売対策

PS5は発売からずっと品薄状態が続いて抽選販売の期間が長く続いていました。
これは転売だけではなくコロナ禍、半導体不足等様々な要因が絡んでいましたが
安定して入手できるようになったのは2023年の1月からでした。

任天堂は生産量を十分に確保する、できる限りの転売対策を行うとしていますが、
うまく作用するかどうかは実際発売してみないと何とも言えません。

価格設定

任天堂は過去のハードを税別3万以下で発売してきましたが、
昨今の円安傾向、原材料費の高騰等を考えるとこの価格で出すのは難しく、
無理やりこの価格帯に収めようとすると現行ハードから性能が上げられないでしょう。

PlayStationでは新モデルを出す際に値下げするのが慣例化していましたが
PS5では逆に値上げしていました。
安価でゲームハードを提供するのは難しいご時世のようです。

サードパーティ離れ

現行機のNintendo Switchでは、発表当時から性能面で不安視されていました。
これはそれまでの据え置き機と携帯機のいいとこ取りをしようとした設計思想の結果なのですが、
他ハードと比べてグラフィックが悪い、ロード時間が長い等で影響が顕著になっています。

その結果か、最近発表される新作では対応ハードからNintendo Switchが外されるケースが
かなり多くなってきています。
新ハードで性能が上げられればいいのですが、先述の価格の問題もありますし
Nintendo Switchの後継機ということなので設計思想は引き継いでいると思われます。

この問題は解決できないのかもしれません・・・。

1ユーザーには考えつかない秘策があるかもしれませんが、新ハードの先行きは結構大変そうです。

Xboxの存続についての話

日本では全くと言っていい程存在感のないXboxですが、2024年2月22日に
他社ハードに自社ソフトを提供すると発表がありました。

Xboxを展開するマイクロソフト社は昨年、約10兆円もかけてアクティビジョン・ブリザード社を
買収しましたが、この買収に費用をかけすぎたのもこの決定に影響しているかもしれません。

Xboxは元々全てのソフトでPC版を同時発売しており、今世代でハード事業から撤退し
SteamのようなPC向けのサービスとして存続していく可能性もあるかもしれません。

以上の2つの話題、どちらも2025年に大きく動きがありそうですが
業界がどう変化していくか、ゲーマーとしては要注目です。

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