AI産マルウェアにご注意下さい!

AI産マルウェアにご注意下さい!

先日、AI関連のニュースとして下記の報道がありました。

2024年5月27日、対話型生成AIを悪用してマルウェアを作成したとして、
不正指令電磁的記録作成容疑で警視庁が川崎市の男性を逮捕したと報じられました。

生成AIを使用してマルウェアを作成したことに起因する逮捕は国内では初めての事例となります

報道によると、作成されたマルウェアは暗号化や暗号資産の要求といった動作を
伴うということから、ランサムウェアに類似した機能を持っていると見られます。
容疑者も「ランサムウェアによって楽に金を稼ぎたかった」と供述していることから、
初めからランサムウェアを作成する目的で複数の生成AIサービスを悪用し、
該当のマルウェアを作成したとみられます。

というニュースでしたが、このニュースで興味深かったのが、
今までコンピュータウイルスなどの悪意のあるソフトウェアを作成していたのは
パソコンの知識やプログラムの知識が豊富でないと作ることが出来なかったのですが、
今回の容疑者は、ITの知識はあまり無くプログラムも自分で書いた事が無いそうです
そのような人でも生成AIを使うと作成することが出来てしまう為、
今後も同じようなマルウェアが世の中にたくさん出回る可能性があります
AIという技術の怖さを実感したニュースでした。

ちょっとした調べものなどに非常に便利なAI機能ですが、
使い方のモラルやマナーなどには気を付けて利用していきたいと思います。
皆様も決して間違った使い方をしないようにお気をつけ下さい。

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