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サーバ仮想化と保守運用アウトソーシング

社内で運用していた多数のサーバを仮想サーバにまとめて無駄を無くそう。

「仮想化」とは物理的には1台のサーバ資源を、複数の仮想サーバとして分割し、 異なるOSやアプリケーションソフトの稼動を実現する技術です。 仮想化を行うことにより物理的なサーバの台数を減らすことができ、 結果、コストを削減することができます。

マシンルームを維持するのには、空調、スペース、安定した電源、保守要員が必要です。
無駄だらけの状態でも、多額の保守運用コストが必要です。

サーバ仮想化によって解決できる課題

仮想化の背景

気が付いたら社内がサーバだらけ?増加するコストと原因

自社のIT化が進むに伴い、ネットワーク機器やサーバが少しづつ増え、いつのまにか専用のマシンルームを 用意する必要に迫られるまでになってしまったという話を良く聞きます。また、マシンルームを用意するとなると、空調も24時間必要になり、電源の安定確保にも 気を配らなければならないといったような別の種類の問題も同時に抱えることになります。

部署ごとにサーバを複数持っている例も多く、サーバの台数に比例して運用コストが膨れ上がりますが、保守運用費は、投資額の50%を超えると言われるほどで、担当部署は常にコスト削減に頭を痛め続けています。 しかし、仮想化を行うことにより物理的なサーバの台数を減らすことができ、結果、 コストを削減する事ができます。

また、複数のサーバを稼動させていても、実はサーバの能力を一杯まで使用せずに遊ばせている 事が多く、逆に一部のサーバのみ高負荷という無駄だらけの状態になっているケースもありがちです。その無駄だらけの状態でも、多額の保守運用コストが必要という点を忘れるべきでありません。

仮想サーバ群を安定運用でき、災害にも強い環境のデータセンターに移設しよう。

データセンター利用のメリット

コスト削減のみならず、事業継続計画の観点から見ても、自社内のサーバルームでデータを保管 するより、データセンターを積極的に利用する方が、さまざまなメリットがあります。

仮想化するとデータセンター移設時のコストが断然違う!

前項の仮想化の話題と併せますと、まず社内で運用していた複数のサーバをまとめることで、物理的な無駄を排除し、さらにその仮想サーバを安定運用でき災害にも強い環境であるデータセンターに移設するのが望ましい施策と考えます。

BCP(事業継続計画)の観点で見るデータセンターのメリット

「仮想化して省電力や省スペース化が実現したし、社内にサーバが置いてあってもいいじゃないか。」 とお考えの方もいらっしゃるかと思います。 しかし、電源やスペース、保守運用の問題の他にもう一つ問題になる事があります。 それは「災害」です。災害時に貴社のサーバはどれだけ無事でいられるでしょうか?

「災害時の事なんて現実味の無い話は後回し。」と考えていると、最終的に貴社の信頼を損ねることになりかねません。 昨今の東北地方太平洋沖地震やそれに伴う計画停電を省みればわかるように、震災は対岸の火事ではありません。 災害により、業務が継続できなくなってしまった場合、企業自体が大きなダメージを受ける事も さることながら、「企業の社会的責任」という観点においても大きな問題となります。

多数発生している大型地震
1995/1/17 阪神・淡路大震災(震度7)
2004/10/23 新潟県中越地震(震度7)
2005/3/20 福岡県西方沖地震(6弱)
2005/8/16 宮城県沖地震(6弱)
2007/3/25 能登半島沖地震(6強)
2007/7/16 新潟県中越沖地震(震度6強)
2011/3/11 東北地方太平洋沖地震(震度7)

 

このように、大型地震は10年に一度とか、100年に一度起こるといったようなものではありません。また、近い将来確実に発生すると言われる「東海地震」のような周期的な災害に対しても平時より対策を練る必要があります。

企業活動は、外部の企業と連携していますので、業務停止に伴う被害は取引先の 企業にも広がります。その為、「BCP(事業継続計画)」を策定しているかどうかが信頼できる企業であることの判断基準になると 言っても過言ではないでしょう。

保守運用をアウトソーシングする「スーパーメンテナンス」を利用して、保守運用コストを削減しよう。

「スーパーメンテナンス」を利用して、
保守運用コストを削減しよう。

弊社の保守運用サービス「スーパーメンテナンス」を活用する事により、自社の経営リソースを社業に集中でき、それまで保守運用に携わっていた人的リソースを、より戦略的な業務に投入する事が可能です。

仮想化しデータセンターにサーバを移設し、
保守運用までアウトソーシングする。

自社でサーバを持つ場合、サーバとそれを設置する場所・電源を用意し、回線を引き、システムを構築し、それを保守運用する要員が必要になります。仮想化を行ったとしてもこの工程を免れるわけではありません。保守要員も、中小企業などはなかなか専任者が配置できなかったり、仮にできても技術力が不足していたり、ノウハウが属人化してしまっている為に、異動もさせられない。最悪の場合は、退職してしまって、全くわからなくなってしまう、といった笑えない話を良く耳にします。

また、アウトソーシングサービスを利用した場合、費用を固定化できるため、コスト管理が容易になるという メリットもあり、これもコスト削減という観点から見れば有効なポイントと言えます。

保守運用アウトソーシング/マネージドサービス「スーパーメンテナンス」