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ドッペルゲンガードメインにご注意を!

メールの誤送信で2100人分の個人情報が流出

先日、大学の教員がメールの誤送信によって、
学生ら約2100人分の個人情報が流出する。といった
セキュリティ事故がありました。
その際に話題となったのが「ドッペルゲンガードメイン」というワードでした。
では、ドッペルゲンガードメインとは一体どういったものなのでしょうか。

ドメインへの誤送信を狙う「ドッペルゲンガードメイン」

ドッペルゲンガードメインとは、有名なドメインにそっくりなドメインの事で、
もっとも有名なドッペルゲンガードメインは「gmai.com」です。
これは、Googleのメールサービス「gmail.com」のタイプミスをねらった
ドッペルゲンガードメインです。
今回のセキュリティ事故もまさにこちらのドメインへの誤送信を
長期間送ってしまっていた事が原因でした。

ではなぜ、長期間宛先が間違っていた事に気づかなかったかというと、
通常存在しないドメイン宛にメールを送信した場合は、宛先が存在しない旨の
エラーメッセージが返ってくる事によりタイプミスに気づく事ができます。
今回のgmai.comは実際に存在するドメインの為、エラーメッセージが
返ってこなかった為、宛先が間違えている事になかなか気づかなかったようです。

個人情報や機密事項を直接記載しない事

みなさんもメール送信の際には送信前に再度宛先の確認をお願いします。
ただ、どれだけ気を付けても誤送信を100%防ぐ事は難しいので、
メール内に個人情報や機密事項などの情報を直接記載する事を避ける事が
一番のセキュリティ対策となります!