保留やミュート時も安心できません!
先日、とあるSNSに元コールセンターにて働いていた方が、
「通話が保留中でも、コールセンター側にはお客様の声が聞こえています。」と
発言し話題となっていました。
全てのコールセンターで聞こえている訳ではないようですが、
一部のコールセンターシステムによっては聞こえてしまうみたいです。
確かに、保留の際に音楽が流れているので、まさかこちらの音声が届いているとは
思ってもいませんでした。
コールセンターへの電話は、問い合わせやクレームなどのシチュエーションが考えられます。
なかなか繋がらず、やっと繋がってからの長い保留となるとついつい独り言が
出てしまう方も多いと思います。今後は気を付けようと思わされる話題でした。
画面上からマイクをミュートしても?
また、今では会議の主流になりつつあるZoom、Teams、Meetなどの
オンライン会議システムですが、画面上からマイクをミュートし、
こちらからの音声を相手へ伝えない状態にしていたとしても、
技術的には音声の取得は可能である事をアメリカの研究チームが発表しました。
研究のきっかけは、ビデオ会議にアプリの機能でマイクをミュートにしたところ、
マイクのランプが点灯したままであることに気付き、
ミュート中も自分のマイクがアクセスされているのではないかと心配になったことだそうです。
ミュート時に音声を取得できないようにするには
では、ミュート時に音声を取得できないようにするにはどうすればよいかというと、
マイクOFF機能が搭載されたマイクデバイスを使用する事が最善策となります。
これを使うことにより、マイク自身が音を拾わなくなるので、
システム側でも音声データを取得できなくなります。
上記のような便利になったからこその落とし穴によって、情報漏洩してしまう事も考えられます。
みなさんも、コールセンターの保留中やオンライン会議中のミュート時に
相手の不満や、機密情報などをうっかりと口にしないように気を付けましょう!