パスワード付きzipファイルは今後はアウト。
平井卓也デジタル改革担当相は11月17日の定例会見で、中央省庁の職員が文書などのデータを
メールで送信する際に使うパスワード付きzipファイルを廃止する方針であると明らかにした。
政府の意見募集サイト「デジタル改革アイデアボックス」の意見を採用したかたち。
霞が関の職員らは文書データを添付する際、zipファイルに加工してメールで送信しており、
これまではこの方法をセキュリティ対策として慣例的にパスワードを別メールで送信していた。
このニュースは結構なインパクトでネットを賑わし、セキュリティを踏まえたファイル送信の
コンセンサスが作られそうな勢いです。
日本人はお上に言われないとダメなんですねえ~(苦笑)
デジタルファイルをネット経由で他者に渡す手段を、
ちょっと整理してみる。
①電子メールに、そのままファイルを添付して送信。
②電子メールに、パスワード付きZIPファイルを添付して送信。
パスワードは、別メールで送信。
なぜ良くないのか?はこちらの記事から https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2011/24/news020.html
③送信するデジタルファイルを予めオンラインストレージにアップロードしておき、そこからダウンロードするURLを、電子メールに記載して送信。
※ダウンロードするURLに有効期限を設けたり、パスワードを設定する。
上から順に、セキュリティの強度が上がります。が、手間も増えます。
さすがに霞が関の省庁職員は、①ではなかったけれど、②でも良くないことには気づいていた。
その悪しき慣習をこの際改めよう、というのが今回の大臣の発信です。
河野大臣の「はんこ廃止」といい、やっとまともなITリテラシを持った政治家が出てきたかな、
という印象です。
尻馬に乗って商売に走るようで恐縮ですが(^^;)、弊社では大変シンプルで使い易く、
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