新人や、部下の指導について
季節的に新人教育って時期ではないですが今回は新人や、部下の指導について。
私は人に教えることが好きな方なので、これまで割と楽しく新人と仕事をしてこれたと思っています。自分が新人に毛が生えた程度の時には新人とレベルが近いので、今何に困っているのかなど気づきやすかったと思います。相手もこちらに質問しやすかったのではないかと思います。新人さんもまだまだ猫を被っていて基本素直ですから(笑
しかしそんなことを言っていられたのもプロジェクトで自分より上に先輩がいて、自分が割と自由でいられる状況まで。(先輩も面倒みていることを理解してくれてます)プロジェクトリーダーなんて呼ばれるようになってくると新人研修が楽しいなんて言っていられなくなりました。
自分の仕事もしながらとなるため、指導準備に十分時間が取れないことが多くなりちょっとした合間に指示、指導するようになりました。そのため口頭説明が増え、考えている内容が十分に伝わらず「それあのとき言ったのに…」と勝手にイライラしてしまうことも。
相手の反応で理解度をはかる
対面で指導しているときは相手の資料の端に取っているメモの内容などから相手の理解度が探れるのでこちらも指導しやすいです。しかし最近はリモートでの打ち合わせが多いので相手の様子が見えず理解度がつかみづらくなっています。
指導内容も相手の考える余地を配慮すると事細かくも言えない。相手の自発性に期待したいがこれも人によって様々。反応が薄い相手でも、やたら調子よく返事する相手でも実際どこまで理解できているのか分からず非常に困らされます。その辺の様子を探りながら指導方法を模索しています。
指導される側としてはあくまで課題は自分のものと捉え実直に話を聞き、各ポイントを結び付けながら、自分のすべきことを考えられるようになってほしいものです。
指導側が気を付けることは
指導する側が特に注意しないといけないことは指示するときの順番。最初にすべきことを簡潔に説明し、理由については後から説明するようにする。そうすることで相手は何が重要なのか明確になると思います。(私は指導に熱が入るとつい逆にやってしまいます。)
山本五十六さん曰く
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
人を育てるのってなかなか難しいですね(^^