こんにちは。駆け出しインフラエンジニアです。
さて、通信相手があるのかないのか、起動してるのかしてないのかを確認するために、
コマンドプロンプトにダダダと打ち込むコマンド ping 。
そのなかでもよく返ってくる応答がこちら。
「宛先ホストに到達できません」
「要求がタイムアウトしました」
どちらかが通信相手自体が存在しないという意味で、
どちらかが通信相手はいるけど設定などで ping が送れないという意味なのですが、
あなたはぱっと答えられますか?
自分は駆け出しも駆け出しのころ、よくどっちがどっちだっけ……と悩んだものです。
しかし! 実は見るところを変えるだけで、一発でどっちがどっちかわかるようになっていたんです。
※本記事は Windows 10 のコマンドプロンプトを例に解説しています。
見るべきポイントはココだ!
実は、見るべきところは「宛先ホストに……」「要求が……」ではありません!
必要なのはポッポッと表示されていく「応答の内容」ではなく、最後に表示される「ping 統計」のほうです。
パケットのやり取りが行われたかを確認するのですから、当然っちゃあ当然なのでした・・・。
さてそれにしても、「宛先ホストに……」「要求が……」とは、いったいどういう意味なのか。
覚えやすいように整理しておきましょう。
「宛先ホストに到達できません」とは?
「宛先ホストに到達できません」の場合の「ping 統計」をみると、「損失 = 0 (0% の損失)」となっていますね。
つまりこれは、通信相手がきちんとパケットを受け取ったということです。
さらにその前には「受信 = 4」とあることから、通信相手がこちらから送った ping に応えていることがわかります。
「要求がタイムアウトしました」とは?
「要求がタイムアウトしました」の場合の「ping 統計」をみてみましょう。「損失 = 4 (100% の損失)」となっています。
つまり、通信相手に ping を送ったけれど ping は返ってこなかった、パケットは全部ロスした、ということです。
その前にある「受信 = 0」からも、通信相手が ping を返していないことがわかります。
まとめ(覚え方)
さて、エンジニアというもの、ぱっと聞かれてぱっと応えないとマズイかもですね。
覚え方です!
知ったら知ったで「そんな話か!」と思うけど、
分からずハマるとずぶずぶハマりゆくエンジニア。
どこかでお役に立てれば幸いです♡
それでも困ったら…思い切って任せちゃいましょう
ブレーンアシストでは貴社のインフラ部門のようにお客様をサポートいたします。弊社は高度な技術と豊富な経験を持つチームがお客様のニーズに対応した保守運用ソリューション「スーパーメンテナンス」を提供しています。信頼と品質に基づく当サービスをアウトソーシングの選択肢の一つとしてご検討いただければ幸いです。